​タケフナイフビレッジ

タケフナイフビレッジは、700年の打刃物の伝統を守り、さらなる発展をとげていくために、包丁鍛冶たちが共同出資して作った施設。

組合に所属する数多くの職人さんがこの工房で刃物を作っています。年代や所属の枠を超えて使用できるため、若手職人にとっては腕を磨く修行の場でもあります。

このような施設は全国的にも珍しく、越前打刃物業界全体の底上げにつながっています。

ここでは、実際に鍛造する様子を見学できます。研ぎや包丁作りなどの体験ができる施設もあり、一泊二日でオリジナルナイフを作るコースは希望者が多いため、毎年抽選になるようです。

平日でも外国人の来訪者が多く、日本の鍛造包丁に対する関心の高さが伺えます。

タケフナイフビレッジに潜入!

​許可を得て、タケフナイフビレッジの施設内を撮影させていただきました。30以上ある製作工程のごく一部ですが、工房から聞こえてくるベルトハンマーの音や荒研ぎのようすなど、現場の熱気が少しでも伝わればと思います。

​武生(越前市中心部)

越前打刃物の産地武生は越前市の中心部にあります。武生は越前の国府が置かれ、古くから北陸道の玄関口として栄えた町です。

「二万石でも武生は城下。紙と刃物と式部蕎麦」と歌われたように、武生は刃物の産地であるほか、漆器や和紙、焼き物、箪笥など古くからモノづくりが盛んな土地柄だったようです。半径30㎞ほどの圏内にこれほど数多くの伝統産業が存在しているのは、全国的にみても稀です。これらの産業が今日まで続いてきたのは、雪深い冬を生き抜くための先人たちの努力と英知の賜物と言えるでしょう。

さて、JR武生駅の近くには旧商家や寺社などが建ち並び、古い町並みがつづいています。越前そばの名店や海鮮料理店、ご当地グルメのボルガライスやソースかつ丼を提供する店などもあり、旅人のおなかもしっかり満たしてくれます。

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